体験学習では
塾生になる前に3回程度の体験学習を行っています。
塾の方から入塾をご遠慮いただいたことはありません。
保護者と子どもが通塾できるかのお試し期間みたいなものです。
その間田中が観察することは、
◎外面
・服装
・身のこなし方(背筋が伸びている。肩が揺れているなど。)
・表情や目の動き(集中力、感情の抑揚、辛抱強さ)
・言葉遣いや話し方(声の抑揚、語尾)
・字体(鉛筆の持ち方、大きさ、濃さ、力強さ)
・筆箱の中身(備品の管理)
◎学習面
・学校での現在の理解度
・これまでの単元の理解度
・言葉の受け答えや反応度
特に経験則としては、靴の汚れ具合で保護者の忙しさがわかるような気がします。
学習面は短時間では把握できないので、今勉強すべきこと、又はしたほうがよいことを一つ決めて体験学習を行います。
必ず帰り際には、「今日の勉強はどうだった?」と尋ねます。
8~9割の子が、「楽しかった。」と答えます。
「遊んでいたわけではないのに、どうして楽しかったの?」と尋ね直すと、「わかって嬉しかったから」と。
そう言える子どもは向上心があり、学習に対しての素直な姿勢がありますので、入塾してすぐに結果が現れます。
何かの縁があってお預かりすることになるのですから、いろいろ観察しながら今後どのような学習が効果的かを考えています。