中3数学「平方と平方根」
中学数学で一番教えるのが難しい単元だと思っています。
新しい概念をもった数ですので、子どもたちの頭の中の領域を広げなければなりません。
教える側に相当のスキルが試されます
。田中が留意している点は、
・「平方」と「平方根」の意味を直感的にわかるまで時間をかける。
・「根」の意味を「もと」だと教える。
・√1, √2 ,√3・・・ √100まで、「整数になる」「a√bになる」「どちらにもならない」の3種類に区別できるようにする。
・「±」をつける場合をはっきりさせる。
例
田中「-0.5を小数に直すといくつになる?」
子ども「-1/2です。」
田中「-がつくよね。それでは-5を根号をつけた形に直すと?」
子ども「-√25です。」
田中「-がつくのに迷いはないね。」