Dさんをしかりました
Dさんが理科のテキストだけを持ってくるのを忘れて塾に来ました。
理由はすぐわかりました。
理科の宿題をしたくなかったからです。
顔色を見ると罪悪感が全くありません。
このような時にはきつく叱ります。
そして、家に取りに帰るようにしました。
子どもが悪いことをした時や嘘をついた時には、顔に出ます。
目に見える時は安心です。
悪いことをしている自覚があります。
ですが、全く顔に出ない嘘もあります。
そのような子は自分で善悪の価値基準を作れないので、しかることで基準を示さなければなりません。
それを逃すと「したくないことはしたくないからしない」ことが当たり前になる傾向もあります。
十数年のベストセラーにありましたが、自分のエゴのためには「平気で嘘をつく人々」にはなって欲しくはないのです。
「嘘をついたら閻魔様に舌を抜かれるよ」と諭したのは遠い時代です。