Dさんをしかりました

Dさんが理科のテキストだけを持ってくるのを忘れて塾に来ました。

理由はすぐわかりました。

理科の宿題をしたくなかったからです。

顔色を見ると罪悪感が全くありません。

このような時にはきつく叱ります。

そして、家に取りに帰るようにしました。

子どもが悪いことをした時や嘘をついた時には、顔に出ます。

目に見える時は安心です。

悪いことをしている自覚があります。

ですが、全く顔に出ない嘘もあります。

そのような子は自分で善悪の価値基準を作れないので、しかることで基準を示さなければなりません。

それを逃すと「したくないことはしたくないからしない」ことが当たり前になる傾向もあります。

十数年のベストセラーにありましたが、自分のエゴのためには「平気で嘘をつく人々」にはなって欲しくはないのです。

「嘘をついたら閻魔様に舌を抜かれるよ」と諭したのは遠い時代です。

 

2018年11月25日