空白期間
高校受験を私立単願推薦で終えた子どもたちがいます。
その子たちには4ヶ月弱の学習空白期間が生まれます。
1月の中旬には合格発表をもらい、入学してからもオリエンテーションなどで、実質の学習は5月連休あけからになります。
中には4ヶ月弱も受験勉強していなかった子が、4ヶ月弱の休養期間をもらうようなこともあります。
そのツケは夏前くらいに現れます。
いざ勉強しようと思っても頭は鈍麻していますし、高校生の勉強法が身に付いていません。
中学校生活では必死にラストスパートをかけるクラスメートを尻目に、清掃やボランティア、卒業式の準備に取りかかっています。
出願日、試験日や発表日は留守番なので自習が多くなります。
ですので、その空白期間による学力の低下を危惧した高校では、入学前にテストを行ったり課題を出していまが、全く対策をしていない学校もあります。
そこで塾では一番引っかかりやすい数学中心に予習をしています。
ここまでできると1学期中は大丈夫です。
・不等式(主に数直線の練習)
・解の公式
・たすきがけ
・複雑な因数分解
・絶対値の関数(グラフ)
・平方完成
・二次関数(グラフと変域)