社会の時事問題
近隣の中学校では定期テストに時事問題が出題されることがあります。
主に社会科です。まれに理科でも出題されますが、数ヶ月でそうそう適当な理科に関するも話題はないようです。
長い間観察していますとある傾向が現れます。
テストとしてふさわしくないのは、
・殺人や自殺事件。
・金銭に関わる事件(汚職や経済動向)。
・芸能・スポーツネタ(オリンピックは除く)。
・新商品開発や発売記事。
ある時期「イチロー選手はどこの都市の球団に移籍しましたか?」、「秋場所で優勝した力士の名前は?」などスポーツネタがよく出題されました。
スポーツに興味がない子どもと「これはかたよった出題だよね。」と吹聴していたせいか、近年はほとんど見ていません。
新聞報道やテレビニュースでは以上の4つの話題が大部分をしめるので、消去法でテストにふさわしい話題は少数に絞られます。
・天災(大きな地震、津波、噴火など)。
・政治におけるイベント(選挙、解散、組閣)。
・受賞関係(ノーベル賞、文学賞など)。
見聞を広く、知識を深める主旨であろうかと思われます。
しかし、最近では新聞を購読されてない家庭が増え、また経済紙やスポーツ紙のみなどのご家庭もあります。
また、テレビのニュースといえども、珍奇な事件や猟奇的殺人、興味本位の三面記事的な話題が多い内容では、子どもたちに「ニュースはためになるから見なさい」とは一概に勧められなくなってるような気がします。