中3最後の授業
本日、中学3年生は田中塾で勉強する最終日を迎えました。
続けて通う子どももいますが、以後は名実とも卒塾生となります。
数ヶ月前に高校受験が終了し、中学校の卒業式の後も、通い続けていただきました。
「合格したら終わり」という単なる「受験屋」の塾が多い中、ご理解いただき感謝しています。
志望校が決まった後は、数学中心の高校単元の予習を行ってきました。
・解の公式
・不等式
・たすきがけ
・平方完成
・二次関数
このくらいの貯金が出来ましたので、入学後、高校生活に適応する間の余裕が出来たと思います。
子ども達の数学の解き方を見てみますと、どこに出しても恥ずかしくない「学習の型」を授けることができたと思います。
プロの教師は、子どもがこれまでどのような教育を受けてきたか見抜けるものです。
論理の過程を一行一行ていねいにつづることができるようになりました。
田中が耳にたこができるくらい繰り返す言葉は、「計算は頭でなく、手でするもの」です。
同じように、手間ひまをかけて辞書をひくことを身につけた子どもは、今や珍しい部類に入るかもしれません。
その中の一人、小学3年生から通塾してきたKさんは7年間通い続けました。
この学年の最長記録はこの子です。
いつもおどおど気弱な子どもが、今ではおとな顔負けの大柄な身体に成長し、積極的にいろいろなことに挑戦できる自信さえ出てきました。
振り返ると、ある卒塾生のいとことしてご紹介いただいたのが、入塾のきっかけでした。
そのご家庭からは4人の兄弟姉妹が通塾しましたので、足かけ17~8年間もご親族と関わりを持たせていただけたことになります。