Rさんのノート分割法
中学生の期末テスト結果が出そろいました。
躍進をとげたのはRさん(男子)でした。
特に理科・社会の点数が良かったです。
その理由は勉強のしかたが身に付いてきたからだと言えます。
自分のぺースと勉強方法がぴったり合うようになりました。
ここまで約2年弱かかりました。
試行錯誤の末身に付いたそれは宝物になるでしょう。
Rさんの勉強の流れを記しておきます。
・試験範囲を確認し、2週間前から細かく予定をたてる。
・教科書の要点と授業のプリント要点を合わせた「まとめノート」を作る。
・「まとめノート」の要点を、何度も「暗記ノート」に書きながら暗記する。
・覚えられたか、赤い下敷きなど使って確認してみる。
・学校のワークを「問題ノート」に解き、間違ったところを「暗記ノート」に練習する。
・塾のワークやプリントで類似問題を解いてみる。新しい知識は「まとめノート」に加える。
やはり理解できてないところを「暗記ノート」で練習する。
・直前には、間違ったところの暗記のみに集中する。
このようにRさんは、3冊のノートを使い分ける独自の方法を身につけました。
つまり、「まとめ」て、「解い」て、「暗記」する流れ作業を、各々ノートで分担します。
それらをもくもくと繰り返しているに過ぎません。
このスタイルが全ての子どもに適するわけではありませんが、「勉強のしかたがわかりません」と嘆き、投げ出す前に、自分の手と頭を使って考えられる方法を試すべきだと思います。
とりあえず、Rさんのまねから始めるのも得策です。