中2数学「場合の数」

 

3学期定期テスト後に教わる単元は、省略されるか流されることが多いです。

そのツケは将来子どもたちにまわってきます。

「確率」を教える前に「場合の数」の意味がわからなければ混乱します。

学習要項改悪以前は小6と中3で教わりましたが、現在は1度だけしか機会がありません。

塾では意味がわかるまで時間をかけています。

カードや樹形図で概念をしっかり教えなければなりません。

・「場合の数」・・・何通りありえるかの数。

・「順列」・・・・・並び方。

・「組み合わせ」・・選び方。

確率の問題にはトランプを題材にしたものが見られますが、ほとんど遊んだことがない子が多くなってきました。

「絵札は何枚?」、「ダイヤって何色?」「ジャックっていくつ?」から教え始めます。

近い将来、さいころをふったことがない子どもが現れても不思議はない気がします。

2018年11月25日